【星の光跡を綺麗に撮りたい】
コンポジット撮影で星の光跡を撮るのは今となっては誰でも可能な手法となっています。
しかしながら、このコンポジット撮影も色々課題があります。拘ればきりがありません。
その課題で最も重大なものが「星と星の間のつなぎ目」です。
各コマごとにタイムラグが発生してどうしてもつなぎ目に間ができてしまいます。
ピクセル等倍で確認してみると顕著にその状態がわかります。過去写真で確認してみました。
1枚目:撮った写真をそのまま比較明合成しています。やはりコマごとのつなぎ目に間が開いています。気になります。

2枚目:何時も使う手法ですが少しつなぎ目が和らぎました。しかし、まだつなぎ目が気になります。

3枚目:色々試行錯誤した最終データです。星と星の間がほとんど目立たなくなりました。
この程度であれば私の許容範囲です。

何れにしても被写体と向き合って構図を決めた際、コンポジット撮影のカメラ数値を決めていきますが、
その日の状況(特に人光の程度や月明り・位置)により大きく変わっていきます。
折角、美しい夜空を辛抱して撮影するのですから綺麗な星の光跡を撮りたいと日々考えています。
ちなみにもう一つの重大課題は「星の色」です。また次回レポートします。
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