【思考の転換】
今年、行けなかった「因島重井港の除虫菊」。私の写真仲間は遠方から沢山来られて撮影をされていましたが、
一番近場の私が行けなかったことは非常に残念に思います。
そして過去、この場所で撮影した写真を色々整理してみると2枚の写真が目にとまりました。
1枚目は何時もの定番ポイント(丘の上)には沢山のカメラマンが居たので色々考えた挙句、
道の下から除虫菊を主役に魚眼レンズで撮影したものです。狙い通り除虫菊を隙間なく撮影することができました。
この場所は、道から下の畑まで高低差がありブロック塀になっているため、
下からの撮影では丘の上のカメラマンに邪魔することなく撮影をすることができました。
一方、もう一台のカメラは沢山のカメラマンが向いている方向とはまるで逆の方向へ向けて撮影したものです。
この日は定番ポイントでの撮影ができなかった反面、新しい発見もできた1日となりました。
年々、年を取ってくると頭が固くなり何事も柔軟に対応することが難しくなってきます。
特に有名撮影ポイントに行くと定番の構図が頭から離れなくなります。
私は写真を通じて「思考の転換」を図りつつ、何時までも斬新な被写体を追い続けていきたいと考えています。
その結果、失敗のリスクも覚悟しておかなければなりません。
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