【南阿蘇鉄道 第一白川橋梁】 2015/11/21
ラピュタの道で撮影を楽しんだ後、予定通り南阿蘇鉄道の第一白川橋梁に行きましたが期待していた紅葉は既に終息を迎えていました。
予め準備していた時刻表を片手にローカル線が通過するのを待ちます。
一両列車が橋梁をゆっくりと走る姿は感動ものです。
この第一白川橋梁を色々調べてみると結構価値ある建造物であることがわかります。
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熊本県南阿蘇村立野には、阿蘇カルデラを形成する外輪山唯一の切れ目があり、
そこから流れ出る白川によって深い峡谷が作られています。
その峡谷に第一白川橋梁という“国内初”の鋼製アーチ橋が架けられています。
第一白川橋梁は、昭和2年に鉄道省大臣官房研究所の設計のもと“国有鉄道初”の鋼製アーチ橋として竣工しました。
また架設工法も“国内初”のカンチレバーエレクション(両岸から作り始め、橋中央で結合する)という工法が採用。
桁下約62mという高さも、旧国鉄高千穂線(現・高千穂鉄道)の高千穂橋梁ができるまでは鉄道橋として“全国一”。
まさに記録づくめの橋なのです。現在、第一白川橋梁は旧国鉄高森線とともに、
JR豊肥線立野駅から阿蘇郡高森町までを結ぶ南阿蘇鉄道となっています。
九州へリテージより転載
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前回は熊本空港での夕日撮影がメインであったためあまりこの場所で撮影できませんでしたが、
当日はあいにくの曇り空と言うことも有り熊本空港は断念。
そのため、こちらでかなり撮影に時間を費やすことができました。
第一白川橋梁に白い色に赤いラインの一両列車が一際存在感を醸し出してくれました。

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