【カノーブスとクレーンの共演】 2017/02/02
期間限定、冬の夜空といえば、シリウス等をはじめとした、にぎやかな星空を期待します。
その中で、一度は見ておきたい星があります。その星ははるか下の、
地平線や水平線あたりに有る星「カノーブス」という星です。この星は全天で2番目に明るい星です。
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古代中国の政治的中心地となった黄河流域(現代の西安など)では、
カノープスは南の地平線すれすれに現れる奇妙な赤い星として知られていました。
見えるときもあれば見えないときもあることや、縁起の良い赤い色であることなどから、
中国ではカノープスを「南極老人星」や「寿星」と呼んでいます。
南極老人とは、日本の七福神の寿老人あるいは福禄寿の元になった神様で、長寿をつかさどるとされてきました。
そのため、この星を見ることは縁起がよいとされ、とくに、一目見ると寿命がのびるという話が有名です。
AstroArtsより転載
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中々見る機会のない星「カノーブス」を昨日は見ることができました。
水平線付近でしか見ることができないため、よほど条件が良くないと見えません。
何度もこの場所に通った甲斐がありました。尾道星百景の中でもお気に入りの一枚になりました。

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