尾道ロハス紀行

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デジタルカメラでの長時間露光 

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【デジタルカメラでの長時間露光】 

デジタルカメラで星の光跡を撮る際、コンポジット(比較明合成)撮影が主流になっています。
無償のソフトも多くあることから最近では誰もが簡単に撮影できる環境が整ってきました。

しかし、このコンポジット撮影にはどうしてもクリアできない問題があります。
それはコンポジット撮影をしたカメラマンなら誰でも経験したはずです。

「星と星の間にできる隙間」「その他の光跡(自動車・列車・ヒコーキ・船)が途切れる」等などです。
それをクリアするには一番簡単なものはバルブ撮影による「一枚撮り」です。

デジタルカメラは感度を上げるとノイズが激しく出るので長時間露光で何分程度撮影できるかは
その場所、上空などの状況によって大きく変わります。

出来ればコンポジット撮影に頼らずバルブ撮影による1枚撮りを狙いたいところです。

今回掲載した写真はF4 SS1800秒の撮影

以下の写真は私自身の長時間露光最長写真(ギネス記録)です。

F8、SS3700秒の作品(1時間超のバルブ撮影)

何れにしても最近のカメラは性能が良くなっているので低感度でやや絞り気味に撮影することで
相当露光時間を延ばすことが可能になってきました。

途切れのない1枚写真・・憧れます。

ただ一つ残念なことはコンポジット写真と1枚撮り写真を比べると、地味な一枚撮りの写真
の方が評価されていないことです。

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